きょうのあのね…

カブトムシ会議🗣️

2023.07.07

本日、重要な『カブトムシ会議』がひまわり組みさんによって開かれました

 

遡ること6/20…

幼稚園に素敵なお客様が来てくれたことを覚えていらっしゃいますでしょうか?

そうです『かぶとむし君』です

思わぬサプライズにみんな大喜びでした! でも、ふと心の中に現れた小さな感情… このかぶとむし君の最後のこと…

正直に6/26に子ども達に投げかけてみました。

嬉しいお客様が来たことを皆で分かち合い、最後に『カブトムシ君の幸せってなんだろうね?何か考えが浮かんだ子は先生に内緒で教えてくれる?』って投げかけて話を終えました… 正直、少し難しい問い掛けだと思いましたが、かぶとむし君の未来は子どもたち自身で決めて欲しい…という思いでした

 

それから「せんせい… !」と手招きして耳元で囁いてくれる子ども達がいました。ひまわり組さんに限らず、きく組さんでも! ちゃんと想いが通じ何かを感じとり

自分なりに考えてくれた子どもたちに嬉しさを感じました。

 

そして今日、『tree house』で園を代表してひまわり組さんに集まってもらい、『かぶとむし君のこれから!会議』を行いました!

まずは、今まで聞いた意見を皆に伝え、それを聞いた上でディスカッションのスタートです。この先、未知の世界で不安しか無かったのですが、『子ども達は凄かった😳』一人の子が口火を切ると、はいっ!はいっ!はいっ!!!!! と次から次へと止まりません💦

*お家を広くしてあげればいい→ゼリーをもっと増やしてあげればいい→お山に帰してあげた方がいい→お父さんお母さんがまっているかも→友達もまってるかも→じゃあ友達1,000人連れてくればいい→どうやってつれてくるん?→みんなでアメリカいく!→メスを入れてあげれば?→オスだと喧嘩するであかんっ!→先生の家で飼う?→無理むり💦→ここtreehouseは?→いっそのこと海行く?(少し脱線💦) etc… と白熱する討論会!

そして最後は、子ども達の輪の中にかぶとむし君のケースを置いて、『では最後に、みんな目の前にいるカブトムシ君になったつもりで考えましょう』と目を瞑らせじっくり自分の心と向き合う時間を与え、静かに目を開けていよいよ決断の瞬間です。

『より良い環境を準備し最後まで責任を持ってお世話する』or『山へ帰してあげ、また遊びに来てくれることを願う』

さて結果は…

『山に帰す!だってカブトムシ君ひとりでは生きていけない!』という子ども達の決断でした‼️

そして,他の年次の子たちにこの決断を代表でD君が放送にて伝えに行ってくれました

『カブトムシ君を山に帰すことにしました!お父さんお母さんお友達と一緒が良いと思います!』

この放送を、treehouseにて固唾をのんで聞いていたひまわりさん… D君の堂々とした放送が終わった瞬間、おおおおおおーーーーーっ!と大拍手!!!

その傍らで、先生は涙😭  新たな子ども達の姿が見られた事に喜びでいっぱいでしたし、子ども達にとっても何かしら心に響く瞬間であった事に嬉しさを感じました。どうしてもお伝えしたくて、長文におよびました…

今日は七夕会です🎋 七夕会の後、皆でカブトムシ君を山に帰してあげたいと思います!

それでは今日も良い日でありますように!